2009年01月09日 (金) 13:27 | 編集
そんな(どんな 笑)ある日
猪士郎(風間トオル) 白いリボンがかかった大きな箱を持って帰宅。
テルさん (松金よね子)がいそいそお出迎え
(結局、何もなかったように勤め続けてるのね 笑)
由紀子の部屋。
ノックあって絹子(いとうまい子) が入ってきて
猪士郎が冬物のコート買ってきたと
由起子(林愛夏)は
コート?
絹子は
こないだからあなたがお父様にロクに物も言わないから
心配してらっしゃるのよ
由紀子にかわいそうなことしたとおっしゃってたのよ
あなたのごきげんとりたいんだわ
由紀子は
なんだか見え透いてるわ
絹子は
下におりてらっしゃい、
一言お礼をおっしゃいな
由紀子は
いいわ。
(いいのか! 笑)
リビングで、絹子と由紀子の前で
箱を開ける猪士郎
中には純白のコート。襟には白いファーがあしらってあります。
フランスのオートクチュール、ジャンヌ(?)だよ(^−^)
デパートでジュニア用の売り出しがあったんだ
絹子は
すてきね由紀子、きてごらんなさい
由紀子は
うんうん(*^。^*)
と、早速きてみる
(あら、見え透いた手口といっておきながら 汗
一目で気に入ったみたいですね)
わあっこれ
本当にお父様が選んでくださったの?(*^_^*)
猪士郎は
お父様が直に売り場に行って買ったんだ
絹子は
あなたよくそんな売り場御存知でしたわね
と突っ込み
猪士郎は
いやあ実は(^^ゞ
うちの秘書に連れてってもらったんだ
絹子は
道理で。あなたにしては出来すぎてると思ったわ。
猪士郎は
あっは、ハハッハ
どーだ由紀子
由紀子は
いいわー
軽くて暖かくてとってもいいセンスだわ
お父様ありがとう♪
猪士郎は
そーかそーか
気にいってくれたか♪
由紀子は
ちょっと大人びた感じの、
こういうのがほしかったの
(この年頃の子ということで
大人びたアイテムをチョイスしたのが勝因でしたね!)
クリスマスのバザーに着て行こうかしら♪
猪士郎は
由紀子もこれで機嫌直してくれるな
由紀子は
表情変わる。
だめよ。こんなことでお父様のなさったことを
帳消しにすることなんてできないわ
(そうだよ、コート一枚で
長年母親裏切って、これからも裏切り続けるの
許せるわけないだろ -_-;)
猪士郎は
いやあ、手厳しいことはいいっこなしだよ
(自分が手厳しいこと言われないでいいって
根拠は? 笑)
あちらの家族だってお父様にとっては
「同じように大切なんだ」
由紀子は
よして!そんなこと私たちには関係ないわ
猪士郎は
大アリだよ由紀子
二つの家族は「互いに親戚みたいなもんなんだ」
絹子は
あなた、おやめになって
猪士郎は
あーっはhhはっはっはっは
ま、お父様の気持ちいずれゆっくりと
お前たちにもわかってもらうことにしよう
はっははhっはっはhっは
夫婦の寝室。
猪士郎にガウン着せかけてあげながら絹子は
あんなことおっしゃったら
せっかくのジャンヌが台無しですわ
猪士郎は
オレは今後一切
隠し立てしないことに決めたんだよ
最初っからウソも隠しもしなけりゃ
ほかに面倒見てる家族いたって
そんなことは
「ごくごくあたりまえのこと」だったんだよ
(じゃあ、結婚前に
オレは他に気に入った女見つけたら
愛人にして子供産ませてその家族も養うぞ、って
いっといてくれ 笑)
絹子は
あたりまえのことじゃありませんわ
非常識ですわ
猪士郎は
たとえ非常識だと思われても
かくすことはない。
(ええと、
あたりまえのことだけど非常識でもいいって?^^;)
おれは正々堂々と自分のやってることを
太陽のもとでみんなに見てもらう
秘密にするから
うじうじと恥ずべきことのように見られるんだよ
(秘密にしなくても恥ではないかね 汗)
絹子は
困ります、そんなお考えは
猪士郎は
それがオレの生き方だ
「男子としてなんら恥じることなど ない」
(たのむ恥じてくれ 汗)
夕食の席。
きょうのメニューはステーキです。
つけあわせはニンジン、ポテトなど。
うかない顔の絹子、由紀子、俊彦(本間春男)。
ひとり食欲旺盛な猪士郎。
猪士郎は絹子にワインをすすめ
子供達には
食事は楽しく喋りながらするもんだぞ
(まあたしかにその方がいいけど
陰気な食卓にしてるのはアンタが原因 汗)
どうなんだ、俊彦のエレキバンドは?
と、話題をふってみる。
俊彦は
ベースがやめちゃったんです受験で
猪士郎は
ふーむ
来年の春は卒業だ
(俊彦は高校三年なのね)
おまえはどうなんだソッチは?
(今は卒業年度の冬か。
そういうこと聞くのおそすぎないかね 笑)
俊彦は
エスカレーターだからよっぽど
成績悪くなきゃ入れますよ
ナカタニのやつ
国立受けるって急に慌て出して
猪士郎は
おまえには国立受ける気概はないのか
(あんたにはもっと進路について
早くから子供と話し合ってみる親としての気概はないのか 笑)
俊彦は
僕は平和主義者だから
過激な受験戦争のただ中には身をおきたくないんです
猪士郎は
おーうおもしろい理屈だな
(あんたの理屈のほうがおもしろいよ!)
由紀子はどうだ、おまえも平和主義者かね。
由紀子は
別に。
私はそんなおおげさなものじゃないけど
争い事はきらいです。
猪士郎は
ああ、結構だ
争い事はイカン
敵意を持つのが一番イカン
人間はみないたわりあって生きねばならぬ、
そうだろ、俊彦
(なんかイヤな予感。自分の都合のいい方に
話をねじまげそうな・・汗)
俊彦は
「だれも反対なんかしてませんよ」
猪士郎は
しかしおまえたちはあちらの家族を
蛇蠍のごとく嫌ってるんじゃないのか
(お、自分のしたこと棚上げして
あちらの家族を嫌っちゃだめだ
→だから自分の所業を受け入れろってか 汗)
俊彦は
あちらって?
猪士郎は
きまってるだろ
「世田谷の家族だよ」
あちらには、
お前たちと血のつながった可愛い弟がいるんだぞ
震五郎(林遼威) といってな、
小学校二年生の無邪気な子だ
この子は、ホントにあいくるしい
罪のない子なんだよ
(そら、「震五郎は」なんの罪もなく
無邪気で可愛いだろうよ 汗
それを盾にするなんてあざといな)
絹子は
あなた、子どもたちの前でそんな話は?
猪士郎は
食卓の話題にはふさわしくないだろうって言うのかね
「とんでもない間違いだ」
まあ、いいから聞きなさい
(だからーなにが「いい」の? 笑)
震五郎の震、これは自身の震だ。
ちょうど七年前、関東に震度5の地震があって
その最中にオギャーとうまれたから
お父様が震五郎と名付けたんだよ
(震度5だから震「五」郎か。
あと3,4人隠し子がいるってわけじゃなかったのね 笑
津波がきたからつなみちゃんとつけるようなもんなんだろうか・・汗)
これまたホントに可愛くて
お父様は毎週会わずにはいられない
(毎週会わずにいられないのは
震五郎に会いたさ?
「ゴルフ」じゃなくて? 笑)
俊彦は、
お父様、お母様の前でそういう話題はないでしょう。
猪士郎は
いやあ お母様には新五郎を認知するときから「了解」は得ている
それにあちらには小百合(近藤エマ)といってな
由紀子と同い年の娘もいるんだ
アメリカ人とのハーフだが
これがまた白百合のように美しい白い肌の子なんだよ
自分の子じゃないがお父様はこの子も
かわいくてたまらない
他におばあちゃんと「二人の子供の母親」と
四人の家族
(いちおう、圭子のことを最後にいったのは
それでも遠慮があったかな? ^^;)
世間の荒波の中、肩を寄せ合って暮らしてるんだ
お父様が面倒見てあげなければ
その家族はたちまち路頭に迷ってしまう
お前たちはこんな広い家で何不自由なく育ってるんだから
あちらの家族を敵視してはいかんのだ
罪のない子供たちと争ってはいかんのだ
優しく労わってやるのがヒューマニズムの道なんだよ
俊彦は
よく言うよ
ヒューマニズムなんて
猪士郎は
「人間愛」だよ
これだけは、おまえたちにもキチンとわかってもらいたい
(とりあえず
その一家はまあ、罪がない
けなげな家族ってことにしといて。
あんたは?肝心の諸悪の根源の自分はどうなの 汗)
お父様は心の底からの願いはたったひとつだ
俊彦、由紀子、どうか
あの一家、子どもたちは憎まないでくれ
(猪士郎のことは憎んでもいいのね)
俊彦は
憎むもなにも
知らないよそんなこと
なあ、由紀子
由紀子は
私、そんな話なんか聞きたくありません。
猪士郎は
いや、そんな
じゃけんなこといわずに
まあ ききなさい
(なにが まあ なんだか 笑)
お父様の愛する家族なんだ
あちらも懸命に生きてる家族なんだぞ
おまえたちは恵まれているんだから
広くおおらかな気持ちで
憐れみをもって受け入れてやってほしい
争ってもなんにもならないんだからな
俊彦は
別に争うつもりなんかないけど
お母様に対する配慮なさすぎるよ
だってお父様の増長をこれ以上許してたら
手がつけられなくなるよ
猪士郎は
なんだその言い方は。
増長してるのは「おまえのほうじゃないか」
絹子は
いーの!(キれ気味)
お父様がご満足なら
お母様はそれでもかまわない
ただ、この家の中に風波がたたないように
していただきたいだけですわ
猪士郎は
風波なんか立つわけがない
はHっっははは
(立ちまくってますが)
絹子は
でしたらその話は
どうかこれぎりに
猪士郎は
絹子、だからおまえは
「料簡が狭い」っていうんだよ
オレはお前たちのことを心の底から愛してるんだ
(こういうやつは
一夫多妻制の国へ行け!
とも思ったが
それもダメだよね
そういうとこは
全部の妻を幸せにしないとダメなんじゃなかったっけ)
こんなに愛しているからこそ
隠し事なく、なにもかも話すことができるんだよ
絹子は
別にわたし、話してなんかいただかなくても
猪士郎は
どうしてわからんのだ、
隠し事をしないということは
つまり
愛しているものに別の愛しているもののことをはなす、
これは当然のことじゃないか
絹子は
あーもう(キれ気味)
そんなお話ばっかりされると
なんだか私頭がクラクラしてきてしまって
そんな絹子に
さらにワインすすめる猪士郎
あー飲みなさい
酔っ払ったってかまやしない
ワインを心を寛大にしてくれる
「夫婦でこんなに会話があるんだからな」
おまえたちも
「お父様とお母様がずいぶん仲好だってこと
わかるだろう」
お父様はな
だれとでも仲好になれるんだ
それはお父様に憎しみの心が
これっぽっちもないからだ
わかるだろ、由紀子
由紀子は即答
「ぜんぜんわからないわ」
猪士郎は
いーかね由紀子
と、立ち上がって由紀子の後ろへ。
お父様がお前たちを愛しているのと同じように
(と、子どもたちの肩に手を置く)
あちらの家族を愛しているからこそ、平和なんだ
(どこが平和)
これは、どちらか一方を愛し
とちらか一方をないがしろにしたら
たちまち混乱が起きる、争いがはじまる
そうならないようにお父様は
心を配ってるんだよ
(エ!
「ゴルフ」優先して
由紀子のとの約束を二回連続で破ったのは
ないがしろにしてないって言えるんか ^^;?
・・小百合と約束して由紀子の約束やぶったって
わけじゃないからオーケーってことなのかね 汗)
だからお父様が
週末にあちらにいくこと「ぐらい」由紀子は
ガマンしなきゃいけないんだ
由紀子は
そんなのへんよ(><)
お父様は私たちだけのお父様でいてくださらなくちゃ
猪士郎は
それは由紀子のわがままというもんだよ
震五郎もかわいい、小百合もかわいい、
もちろん由紀子もかわいい、
(俊彦さんは?
ギョっとした顔で猪士郎見てたんですが 笑)
その可愛い子同士が仲良くしてくれれば
お父様はどんなに幸せか
(どんだけ自己中なんだよ 笑)
もし、震五郎に会うことあったら
やさしい言葉かけてやっておくれ
由紀子は
イヤっききたくないっ
と耳ふさいでるのに
猪士郎は
はっはHHHっはっはっはHっはH
由紀子にはまだ難しかったかもしれないな(^−^)
(難しいとかそういうことじゃ 汗)
でもー
いつかきっとわかってもらえる
いや、かならずわかってもらえるはずだ
(その自信の根拠はどこに? 笑)
今夜は久しぶりに腹を割ってはなせてよかった
家族同士隠し事なく
ざっくばらんに話せば
必ずや成果がでる
これからも、なにもかもぶっちゃけて話すからな
いいか、みんな、覚悟してなさい(^。^)
はっはHっはっはHっは
と、満足げです。
小幡家。
小百合も、白いコートを猪士郎からプレゼントされていた。
猪士郎は
なかなか見栄えがするな(*^。^*)
圭子(三原じゅん子)は
あんたこれ、高かったでしょう
なにもこんな子供にここまではりこむことないのにー
福江 (福井裕子) も
ほんとだよ、もったいない
猪士郎は
いやー(^−^)小百合はスタイルがいいから
上等なもの着せてやらないとナ!
震五郎、ネエちゃんきれいだろ
震五郎は
パパー僕にも買ってくれないのー
(ここの家は結構あちこちおもちゃが散らばってるのは
猪士郎がどんどん買い与えてるんだろうなあ)
猪士郎は
震五郎には正月用の服を買ってやるよ♪
で、小百合は
猪士郎はキライまくってる者の
コートは喜んでる。
圭子にうながされて
笑顔で
ありがとうございました
と、猪士郎にお礼。
でも、こんな上等なもの
どこへきていこうかしら♪
と、浮かれてます。
(登場してからこんなに笑顔なのははじめてだ)
圭子は
お正月に友達のうちでも行って
みせびらかしてやんなさいよ♪
震五郎は
お姉ちゃんだけずるいよー
子供たちが部屋からでてから圭子は
うれしそうな顔しちゃって
あんた、手なずけるのうまいじゃないのよ♪
猪士郎は
あーあれな
ウチの由紀子とお揃いだよ
圭子は
そーなの(^◇^)
お宅のお嬢さんとお揃いで
猪士郎は
血はつながっちゃいないが
オレにとって二人は
姉妹みたいなもんだからな
ナレ
「父のハレンチな態度は許せなかったけれど
コートは気に入っていた
そこに込められている
父の企みにはまったく気付かずに」
1975年 元旦。
さすがに正月は家にいる猪士郎。
紋付き袴でお屠蘇飲んでます。
テーブルにはお重とお屠蘇セット。
絹子も和服です。
そこに俊彦(普段着)と由紀子(振りそで)
が
あけましておめでとうございます
と、新年のご挨拶に。
お年玉をもらって嬉しそうです。
猪士郎は
年頭にあたって
おまえたちの今年の抱負を聞かせてもらおう
俊彦は
抱負かあ
そうだなー
今年はうーんとソウルフルなジャズへ方向転換して
ギターの技術を高めたいことかな
猪士郎は
音楽のこと以外にはないのか
俊彦は
できたら一年間アメリカのどこかへ留学して
英語を完全にマスターしたいです
猪士郎は
ふむ、
由紀子は?
由紀子は はきはきと
私は友人関係をもっと大事にするということと
それから、中学校にはいったら
弁論部にはいって人前で
キチンと自分の意見が言えるようになりたいと思ってます
(めちゃくちゃしっかりしてる子じゃないか。
それを猪士郎はよくもまあ
小百合のほうがしっかりしてる、と
陰でけなすようなこと言えるなあ ^^;
たとえ、小百合の機嫌とりたかったにしても 汗)
猪士郎は
おまえたちにとって今年は それぞれ進学の年
新しい環境の中で意欲的に学ばねばならぬ
どうのこうのとエラソーに
お父様にとってはな
今年は苦難の年になりそうだ
なぜかというに
去年の暮
取引先の鉄材メーカーが大赤字をだして
倒産した
それによってわが社も甚大な被害を被っている
(会社アブナイのか。
ちょ、絹子さん
慰謝料ガッポリふんだくって離婚するなら
今のうちだよっ!!にげてにげてー)
大胆な人員整理を敢行し、
経費を切り詰め
社内の気風を引き締めていかねば
(あんたも引きしまってくれ)
鉄鋼業界の不況をのりきりことはできない
子供たち、不安そうにする。
猪士郎は
だからといってお前たちが心配することないんだ
これまで通り大船に乗ったつもりで
それぞれの進路にむかってまっすぐ進むんだ
そのかわり「生活面での多少の変化」はあるかもしれない
そのことは
あらかじめ伝えておく
絹子が
(・_・;)生活面での変化ってわたくしはじめておききしますけど
猪士郎は
イヤー
はっはHはっはっは
たいしたことではないよ
みんながオレに協力さえしてくれれば
すべてうまくいく
そのときテルさんが
ダンナ様、会社の皆さまがおいでになりました
猪士郎は
おう、きたか離れの準備はできてるか
じゃあ、そっちに通してくれ
ここで画面が変わって
タージマハールが映りました。
離れってここか、どんだけ金持ちなんだよっ!
ってここからCMだったんですけどね(笑)
テルさんは会社の人たちを離れにご案内。
総勢12人くらい?
一人だけ女性。あの秘書さんです。
装いは新年だけど控え目にスーツ。
御座敷にはご膳の用意が。
床の間を背中に
猪士郎が
やあきみたち、元旦早々からごくろうさん
新年おめでとう、とカンパイの音頭とってます
そもそも年始と言うもは
だいたいが正月二日からと相場が決まっておる
元旦は家族水入らずでゆっくりくつろぐもんだが
これがオレには
たいくつでたいくつでどうにもかなわん
それを心得てキミたちは
よくきてくれた
(自分が退屈だからって
他人の正月の団欒をダイナシにすんなよ 汗)
まあこの顔ぶれの中に
解雇の対象者はおらんがな
ハッハッハッハ
と和やかに笑ってる一同。
きょうは遠慮なく無礼講で飲んでいってくれ!
正月早々から不景気な話ですまないが
先月の鉱工業指数は
ここ10年来最低の落ち込みだよ
まだ我々は不況産業の烙印を押されてはいないが
今年は、フンドシをしめてかからにゃならぬ
まあ、これほどの顔触れがそろっているので
心強く思っておるがな
社員の一人が
各社は
新卒の採用の内定の取消しを
はじめていますが
ウチでも考えた方がよくはないですか
猪士郎は
それはいかん!
せっかくわが社に就職できると喜んでる若者に
それはあまりに薄情というものだ
高給をはんでる、
親父の代からの甲羅に苔のはえてる年寄りに
強く肩たたきをしなさい
そういう一人片付ければ
新卒が四人も雇えるんだからな、
すると別の社員が
耳がいたいです社長!
猪士郎は
いやー
きみはー大した給料とってないだろ
肩叩きよりも
オンナのスペシャルマッサージがいいんじゃないか(^−^)
社員は
よくお見通しですな
一同
あっはっははっははははっははH
(自宅でのプライベートな宴会のようで
社員ばかりで女性もいるというのに
この堂々としたエロ発言 笑)
そこに絹子がご挨拶にやってきた。
皆座りなおして丁重にお迎してます。
猪士郎は
あー絹子、
あちらがコマツさんだよ
由紀子のジャンヌのコート見立ててくれた
頭を下げる秘書さん。
まあ、あなたが
お世話になりまして
娘がタイヘンに喜んでおりますのよ
秘書は
いえ、私はちょっとお口添えさせていただいただけで
猪士郎は
そうだよ、最終的にはオレが決めたんだよ
いや、お父様にこんなセンスがあるはずないって
家の者はみんな信用しやしないが
これでもおれは女のファッションには
うるさいんだよ
絹子は
まあホントですかしら
一同
はっははっはHっははHはHH
一方 由紀子は俊彦に誘われて
出かけることにする
そうだ、お父様に買っていただいた
ジャンヌのコートを着て行こうっと♪
(っと!
同じコートを着て
小百合とバッタリのフラグかっ!)
客たちが帰って
絹子が
ホっとしてると
猪士郎が
やーいい正月だーはっはー
あーお前に了解してもらいたいことがあるんだよ
絹子は
なんでしょうかしら
猪士郎は
あー
あちらの家族を・・
離れに呼ぶことにしたからな
絹子は
あちらの家族って
猪士郎は
ああ。離れにすまわせるんだよ
絹子は
「お離れ」に
お離れにだれを?
猪士郎は
いやだからー
あちらの家族四人が
世田谷からこっちに引っ越してくるんだよ
絹子は
なーんですって!
あなた、あなた寄ってらっしゃるんですか
ここで、コート着た由紀子が普通に帰ってくる
(なんだバッタリはナシか 笑)
そして、今から聞こえる話声に聞き耳を
そんなことなさったら
わたくし
子供たちを連れて実家へ帰らせていただきます
(なんでもっと早くそうしなかったんだろう 汗)
猪士郎は
「聞きわけのない」ことをいうんじゃない
ナレ
「恐ろしい父の企みが
我が家を地獄の底へひきずりこもうとしていた」
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猪士郎(風間トオル) 白いリボンがかかった大きな箱を持って帰宅。
テルさん (松金よね子)がいそいそお出迎え
(結局、何もなかったように勤め続けてるのね 笑)
由紀子の部屋。
ノックあって絹子(いとうまい子) が入ってきて
猪士郎が冬物のコート買ってきたと
由起子(林愛夏)は
コート?
絹子は
こないだからあなたがお父様にロクに物も言わないから
心配してらっしゃるのよ
由紀子にかわいそうなことしたとおっしゃってたのよ
あなたのごきげんとりたいんだわ
由紀子は
なんだか見え透いてるわ
絹子は
下におりてらっしゃい、
一言お礼をおっしゃいな
由紀子は
いいわ。
(いいのか! 笑)
リビングで、絹子と由紀子の前で
箱を開ける猪士郎
中には純白のコート。襟には白いファーがあしらってあります。
フランスのオートクチュール、ジャンヌ(?)だよ(^−^)
デパートでジュニア用の売り出しがあったんだ
絹子は
すてきね由紀子、きてごらんなさい
由紀子は
うんうん(*^。^*)
と、早速きてみる
(あら、見え透いた手口といっておきながら 汗
一目で気に入ったみたいですね)
わあっこれ
本当にお父様が選んでくださったの?(*^_^*)
猪士郎は
お父様が直に売り場に行って買ったんだ
絹子は
あなたよくそんな売り場御存知でしたわね
と突っ込み
猪士郎は
いやあ実は(^^ゞ
うちの秘書に連れてってもらったんだ
絹子は
道理で。あなたにしては出来すぎてると思ったわ。
猪士郎は
あっは、ハハッハ
どーだ由紀子
由紀子は
いいわー
軽くて暖かくてとってもいいセンスだわ
お父様ありがとう♪
猪士郎は
そーかそーか
気にいってくれたか♪
由紀子は
ちょっと大人びた感じの、
こういうのがほしかったの
(この年頃の子ということで
大人びたアイテムをチョイスしたのが勝因でしたね!)
クリスマスのバザーに着て行こうかしら♪
猪士郎は
由紀子もこれで機嫌直してくれるな
由紀子は
表情変わる。
だめよ。こんなことでお父様のなさったことを
帳消しにすることなんてできないわ
(そうだよ、コート一枚で
長年母親裏切って、これからも裏切り続けるの
許せるわけないだろ -_-;)
猪士郎は
いやあ、手厳しいことはいいっこなしだよ
(自分が手厳しいこと言われないでいいって
根拠は? 笑)
あちらの家族だってお父様にとっては
「同じように大切なんだ」
由紀子は
よして!そんなこと私たちには関係ないわ
猪士郎は
大アリだよ由紀子
二つの家族は「互いに親戚みたいなもんなんだ」
絹子は
あなた、おやめになって
猪士郎は
あーっはhhはっはっはっは
ま、お父様の気持ちいずれゆっくりと
お前たちにもわかってもらうことにしよう
はっははhっはっはhっは
夫婦の寝室。
猪士郎にガウン着せかけてあげながら絹子は
あんなことおっしゃったら
せっかくのジャンヌが台無しですわ
猪士郎は
オレは今後一切
隠し立てしないことに決めたんだよ
最初っからウソも隠しもしなけりゃ
ほかに面倒見てる家族いたって
そんなことは
「ごくごくあたりまえのこと」だったんだよ
(じゃあ、結婚前に
オレは他に気に入った女見つけたら
愛人にして子供産ませてその家族も養うぞ、って
いっといてくれ 笑)
絹子は
あたりまえのことじゃありませんわ
非常識ですわ
猪士郎は
たとえ非常識だと思われても
かくすことはない。
(ええと、
あたりまえのことだけど非常識でもいいって?^^;)
おれは正々堂々と自分のやってることを
太陽のもとでみんなに見てもらう
秘密にするから
うじうじと恥ずべきことのように見られるんだよ
(秘密にしなくても恥ではないかね 汗)
絹子は
困ります、そんなお考えは
猪士郎は
それがオレの生き方だ
「男子としてなんら恥じることなど ない」
(たのむ恥じてくれ 汗)
夕食の席。
きょうのメニューはステーキです。
つけあわせはニンジン、ポテトなど。
うかない顔の絹子、由紀子、俊彦(本間春男)。
ひとり食欲旺盛な猪士郎。
猪士郎は絹子にワインをすすめ
子供達には
食事は楽しく喋りながらするもんだぞ
(まあたしかにその方がいいけど
陰気な食卓にしてるのはアンタが原因 汗)
どうなんだ、俊彦のエレキバンドは?
と、話題をふってみる。
俊彦は
ベースがやめちゃったんです受験で
猪士郎は
ふーむ
来年の春は卒業だ
(俊彦は高校三年なのね)
おまえはどうなんだソッチは?
(今は卒業年度の冬か。
そういうこと聞くのおそすぎないかね 笑)
俊彦は
エスカレーターだからよっぽど
成績悪くなきゃ入れますよ
ナカタニのやつ
国立受けるって急に慌て出して
猪士郎は
おまえには国立受ける気概はないのか
(あんたにはもっと進路について
早くから子供と話し合ってみる親としての気概はないのか 笑)
俊彦は
僕は平和主義者だから
過激な受験戦争のただ中には身をおきたくないんです
猪士郎は
おーうおもしろい理屈だな
(あんたの理屈のほうがおもしろいよ!)
由紀子はどうだ、おまえも平和主義者かね。
由紀子は
別に。
私はそんなおおげさなものじゃないけど
争い事はきらいです。
猪士郎は
ああ、結構だ
争い事はイカン
敵意を持つのが一番イカン
人間はみないたわりあって生きねばならぬ、
そうだろ、俊彦
(なんかイヤな予感。自分の都合のいい方に
話をねじまげそうな・・汗)
俊彦は
「だれも反対なんかしてませんよ」
猪士郎は
しかしおまえたちはあちらの家族を
蛇蠍のごとく嫌ってるんじゃないのか
(お、自分のしたこと棚上げして
あちらの家族を嫌っちゃだめだ
→だから自分の所業を受け入れろってか 汗)
俊彦は
あちらって?
猪士郎は
きまってるだろ
「世田谷の家族だよ」
あちらには、
お前たちと血のつながった可愛い弟がいるんだぞ
震五郎(林遼威) といってな、
小学校二年生の無邪気な子だ
この子は、ホントにあいくるしい
罪のない子なんだよ
(そら、「震五郎は」なんの罪もなく
無邪気で可愛いだろうよ 汗
それを盾にするなんてあざといな)
絹子は
あなた、子どもたちの前でそんな話は?
猪士郎は
食卓の話題にはふさわしくないだろうって言うのかね
「とんでもない間違いだ」
まあ、いいから聞きなさい
(だからーなにが「いい」の? 笑)
震五郎の震、これは自身の震だ。
ちょうど七年前、関東に震度5の地震があって
その最中にオギャーとうまれたから
お父様が震五郎と名付けたんだよ
(震度5だから震「五」郎か。
あと3,4人隠し子がいるってわけじゃなかったのね 笑
津波がきたからつなみちゃんとつけるようなもんなんだろうか・・汗)
これまたホントに可愛くて
お父様は毎週会わずにはいられない
(毎週会わずにいられないのは
震五郎に会いたさ?
「ゴルフ」じゃなくて? 笑)
俊彦は、
お父様、お母様の前でそういう話題はないでしょう。
猪士郎は
いやあ お母様には新五郎を認知するときから「了解」は得ている
それにあちらには小百合(近藤エマ)といってな
由紀子と同い年の娘もいるんだ
アメリカ人とのハーフだが
これがまた白百合のように美しい白い肌の子なんだよ
自分の子じゃないがお父様はこの子も
かわいくてたまらない
他におばあちゃんと「二人の子供の母親」と
四人の家族
(いちおう、圭子のことを最後にいったのは
それでも遠慮があったかな? ^^;)
世間の荒波の中、肩を寄せ合って暮らしてるんだ
お父様が面倒見てあげなければ
その家族はたちまち路頭に迷ってしまう
お前たちはこんな広い家で何不自由なく育ってるんだから
あちらの家族を敵視してはいかんのだ
罪のない子供たちと争ってはいかんのだ
優しく労わってやるのがヒューマニズムの道なんだよ
俊彦は
よく言うよ
ヒューマニズムなんて
猪士郎は
「人間愛」だよ
これだけは、おまえたちにもキチンとわかってもらいたい
(とりあえず
その一家はまあ、罪がない
けなげな家族ってことにしといて。
あんたは?肝心の諸悪の根源の自分はどうなの 汗)
お父様は心の底からの願いはたったひとつだ
俊彦、由紀子、どうか
あの一家、子どもたちは憎まないでくれ
(猪士郎のことは憎んでもいいのね)
俊彦は
憎むもなにも
知らないよそんなこと
なあ、由紀子
由紀子は
私、そんな話なんか聞きたくありません。
猪士郎は
いや、そんな
じゃけんなこといわずに
まあ ききなさい
(なにが まあ なんだか 笑)
お父様の愛する家族なんだ
あちらも懸命に生きてる家族なんだぞ
おまえたちは恵まれているんだから
広くおおらかな気持ちで
憐れみをもって受け入れてやってほしい
争ってもなんにもならないんだからな
俊彦は
別に争うつもりなんかないけど
お母様に対する配慮なさすぎるよ
だってお父様の増長をこれ以上許してたら
手がつけられなくなるよ
猪士郎は
なんだその言い方は。
増長してるのは「おまえのほうじゃないか」
絹子は
いーの!(キれ気味)
お父様がご満足なら
お母様はそれでもかまわない
ただ、この家の中に風波がたたないように
していただきたいだけですわ
猪士郎は
風波なんか立つわけがない
はHっっははは
(立ちまくってますが)
絹子は
でしたらその話は
どうかこれぎりに
猪士郎は
絹子、だからおまえは
「料簡が狭い」っていうんだよ
オレはお前たちのことを心の底から愛してるんだ
(こういうやつは
一夫多妻制の国へ行け!
とも思ったが
それもダメだよね
そういうとこは
全部の妻を幸せにしないとダメなんじゃなかったっけ)
こんなに愛しているからこそ
隠し事なく、なにもかも話すことができるんだよ
絹子は
別にわたし、話してなんかいただかなくても
猪士郎は
どうしてわからんのだ、
隠し事をしないということは
つまり
愛しているものに別の愛しているもののことをはなす、
これは当然のことじゃないか
絹子は
あーもう(キれ気味)
そんなお話ばっかりされると
なんだか私頭がクラクラしてきてしまって
そんな絹子に
さらにワインすすめる猪士郎
あー飲みなさい
酔っ払ったってかまやしない
ワインを心を寛大にしてくれる
「夫婦でこんなに会話があるんだからな」
おまえたちも
「お父様とお母様がずいぶん仲好だってこと
わかるだろう」
お父様はな
だれとでも仲好になれるんだ
それはお父様に憎しみの心が
これっぽっちもないからだ
わかるだろ、由紀子
由紀子は即答
「ぜんぜんわからないわ」
猪士郎は
いーかね由紀子
と、立ち上がって由紀子の後ろへ。
お父様がお前たちを愛しているのと同じように
(と、子どもたちの肩に手を置く)
あちらの家族を愛しているからこそ、平和なんだ
(どこが平和)
これは、どちらか一方を愛し
とちらか一方をないがしろにしたら
たちまち混乱が起きる、争いがはじまる
そうならないようにお父様は
心を配ってるんだよ
(エ!
「ゴルフ」優先して
由紀子のとの約束を二回連続で破ったのは
ないがしろにしてないって言えるんか ^^;?
・・小百合と約束して由紀子の約束やぶったって
わけじゃないからオーケーってことなのかね 汗)
だからお父様が
週末にあちらにいくこと「ぐらい」由紀子は
ガマンしなきゃいけないんだ
由紀子は
そんなのへんよ(><)
お父様は私たちだけのお父様でいてくださらなくちゃ
猪士郎は
それは由紀子のわがままというもんだよ
震五郎もかわいい、小百合もかわいい、
もちろん由紀子もかわいい、
(俊彦さんは?
ギョっとした顔で猪士郎見てたんですが 笑)
その可愛い子同士が仲良くしてくれれば
お父様はどんなに幸せか
(どんだけ自己中なんだよ 笑)
もし、震五郎に会うことあったら
やさしい言葉かけてやっておくれ
由紀子は
イヤっききたくないっ
と耳ふさいでるのに
猪士郎は
はっはHHHっはっはっはHっはH
由紀子にはまだ難しかったかもしれないな(^−^)
(難しいとかそういうことじゃ 汗)
でもー
いつかきっとわかってもらえる
いや、かならずわかってもらえるはずだ
(その自信の根拠はどこに? 笑)
今夜は久しぶりに腹を割ってはなせてよかった
家族同士隠し事なく
ざっくばらんに話せば
必ずや成果がでる
これからも、なにもかもぶっちゃけて話すからな
いいか、みんな、覚悟してなさい(^。^)
はっはHっはっはHっは
と、満足げです。
小幡家。
小百合も、白いコートを猪士郎からプレゼントされていた。
猪士郎は
なかなか見栄えがするな(*^。^*)
圭子(三原じゅん子)は
あんたこれ、高かったでしょう
なにもこんな子供にここまではりこむことないのにー
福江 (福井裕子) も
ほんとだよ、もったいない
猪士郎は
いやー(^−^)小百合はスタイルがいいから
上等なもの着せてやらないとナ!
震五郎、ネエちゃんきれいだろ
震五郎は
パパー僕にも買ってくれないのー
(ここの家は結構あちこちおもちゃが散らばってるのは
猪士郎がどんどん買い与えてるんだろうなあ)
猪士郎は
震五郎には正月用の服を買ってやるよ♪
で、小百合は
猪士郎はキライまくってる者の
コートは喜んでる。
圭子にうながされて
笑顔で
ありがとうございました
と、猪士郎にお礼。
でも、こんな上等なもの
どこへきていこうかしら♪
と、浮かれてます。
(登場してからこんなに笑顔なのははじめてだ)
圭子は
お正月に友達のうちでも行って
みせびらかしてやんなさいよ♪
震五郎は
お姉ちゃんだけずるいよー
子供たちが部屋からでてから圭子は
うれしそうな顔しちゃって
あんた、手なずけるのうまいじゃないのよ♪
猪士郎は
あーあれな
ウチの由紀子とお揃いだよ
圭子は
そーなの(^◇^)
お宅のお嬢さんとお揃いで
猪士郎は
血はつながっちゃいないが
オレにとって二人は
姉妹みたいなもんだからな
ナレ
「父のハレンチな態度は許せなかったけれど
コートは気に入っていた
そこに込められている
父の企みにはまったく気付かずに」
1975年 元旦。
さすがに正月は家にいる猪士郎。
紋付き袴でお屠蘇飲んでます。
テーブルにはお重とお屠蘇セット。
絹子も和服です。
そこに俊彦(普段着)と由紀子(振りそで)
が
あけましておめでとうございます
と、新年のご挨拶に。
お年玉をもらって嬉しそうです。
猪士郎は
年頭にあたって
おまえたちの今年の抱負を聞かせてもらおう
俊彦は
抱負かあ
そうだなー
今年はうーんとソウルフルなジャズへ方向転換して
ギターの技術を高めたいことかな
猪士郎は
音楽のこと以外にはないのか
俊彦は
できたら一年間アメリカのどこかへ留学して
英語を完全にマスターしたいです
猪士郎は
ふむ、
由紀子は?
由紀子は はきはきと
私は友人関係をもっと大事にするということと
それから、中学校にはいったら
弁論部にはいって人前で
キチンと自分の意見が言えるようになりたいと思ってます
(めちゃくちゃしっかりしてる子じゃないか。
それを猪士郎はよくもまあ
小百合のほうがしっかりしてる、と
陰でけなすようなこと言えるなあ ^^;
たとえ、小百合の機嫌とりたかったにしても 汗)
猪士郎は
おまえたちにとって今年は それぞれ進学の年
新しい環境の中で意欲的に学ばねばならぬ
どうのこうのとエラソーに
お父様にとってはな
今年は苦難の年になりそうだ
なぜかというに
去年の暮
取引先の鉄材メーカーが大赤字をだして
倒産した
それによってわが社も甚大な被害を被っている
(会社アブナイのか。
ちょ、絹子さん
慰謝料ガッポリふんだくって離婚するなら
今のうちだよっ!!にげてにげてー)
大胆な人員整理を敢行し、
経費を切り詰め
社内の気風を引き締めていかねば
(あんたも引きしまってくれ)
鉄鋼業界の不況をのりきりことはできない
子供たち、不安そうにする。
猪士郎は
だからといってお前たちが心配することないんだ
これまで通り大船に乗ったつもりで
それぞれの進路にむかってまっすぐ進むんだ
そのかわり「生活面での多少の変化」はあるかもしれない
そのことは
あらかじめ伝えておく
絹子が
(・_・;)生活面での変化ってわたくしはじめておききしますけど
猪士郎は
イヤー
はっはHはっはっは
たいしたことではないよ
みんながオレに協力さえしてくれれば
すべてうまくいく
そのときテルさんが
ダンナ様、会社の皆さまがおいでになりました
猪士郎は
おう、きたか離れの準備はできてるか
じゃあ、そっちに通してくれ
ここで画面が変わって
タージマハールが映りました。
離れってここか、どんだけ金持ちなんだよっ!
ってここからCMだったんですけどね(笑)
テルさんは会社の人たちを離れにご案内。
総勢12人くらい?
一人だけ女性。あの秘書さんです。
装いは新年だけど控え目にスーツ。
御座敷にはご膳の用意が。
床の間を背中に
猪士郎が
やあきみたち、元旦早々からごくろうさん
新年おめでとう、とカンパイの音頭とってます
そもそも年始と言うもは
だいたいが正月二日からと相場が決まっておる
元旦は家族水入らずでゆっくりくつろぐもんだが
これがオレには
たいくつでたいくつでどうにもかなわん
それを心得てキミたちは
よくきてくれた
(自分が退屈だからって
他人の正月の団欒をダイナシにすんなよ 汗)
まあこの顔ぶれの中に
解雇の対象者はおらんがな
ハッハッハッハ
と和やかに笑ってる一同。
きょうは遠慮なく無礼講で飲んでいってくれ!
正月早々から不景気な話ですまないが
先月の鉱工業指数は
ここ10年来最低の落ち込みだよ
まだ我々は不況産業の烙印を押されてはいないが
今年は、フンドシをしめてかからにゃならぬ
まあ、これほどの顔触れがそろっているので
心強く思っておるがな
社員の一人が
各社は
新卒の採用の内定の取消しを
はじめていますが
ウチでも考えた方がよくはないですか
猪士郎は
それはいかん!
せっかくわが社に就職できると喜んでる若者に
それはあまりに薄情というものだ
高給をはんでる、
親父の代からの甲羅に苔のはえてる年寄りに
強く肩たたきをしなさい
そういう一人片付ければ
新卒が四人も雇えるんだからな、
すると別の社員が
耳がいたいです社長!
猪士郎は
いやー
きみはー大した給料とってないだろ
肩叩きよりも
オンナのスペシャルマッサージがいいんじゃないか(^−^)
社員は
よくお見通しですな
一同
あっはっははっははははっははH
(自宅でのプライベートな宴会のようで
社員ばかりで女性もいるというのに
この堂々としたエロ発言 笑)
そこに絹子がご挨拶にやってきた。
皆座りなおして丁重にお迎してます。
猪士郎は
あー絹子、
あちらがコマツさんだよ
由紀子のジャンヌのコート見立ててくれた
頭を下げる秘書さん。
まあ、あなたが
お世話になりまして
娘がタイヘンに喜んでおりますのよ
秘書は
いえ、私はちょっとお口添えさせていただいただけで
猪士郎は
そうだよ、最終的にはオレが決めたんだよ
いや、お父様にこんなセンスがあるはずないって
家の者はみんな信用しやしないが
これでもおれは女のファッションには
うるさいんだよ
絹子は
まあホントですかしら
一同
はっははっはHっははHはHH
一方 由紀子は俊彦に誘われて
出かけることにする
そうだ、お父様に買っていただいた
ジャンヌのコートを着て行こうっと♪
(っと!
同じコートを着て
小百合とバッタリのフラグかっ!)
客たちが帰って
絹子が
ホっとしてると
猪士郎が
やーいい正月だーはっはー
あーお前に了解してもらいたいことがあるんだよ
絹子は
なんでしょうかしら
猪士郎は
あー
あちらの家族を・・
離れに呼ぶことにしたからな
絹子は
あちらの家族って
猪士郎は
ああ。離れにすまわせるんだよ
絹子は
「お離れ」に
お離れにだれを?
猪士郎は
いやだからー
あちらの家族四人が
世田谷からこっちに引っ越してくるんだよ
絹子は
なーんですって!
あなた、あなた寄ってらっしゃるんですか
ここで、コート着た由紀子が普通に帰ってくる
(なんだバッタリはナシか 笑)
そして、今から聞こえる話声に聞き耳を
そんなことなさったら
わたくし
子供たちを連れて実家へ帰らせていただきます
(なんでもっと早くそうしなかったんだろう 汗)
猪士郎は
「聞きわけのない」ことをいうんじゃない
ナレ
「恐ろしい父の企みが
我が家を地獄の底へひきずりこもうとしていた」
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