2009年01月12日 (月) 17:46 | 編集
絹子(いとうまい子)は
よくも恥ずかしくもなくそんなことを(・。・;
あなた、世間体っていうものがございますでしょう
猪士郎(風間トオル)
世間体なんか気にしてるからごまかしがはじまるんだ
うそも隠しもなく
正々堂々と生きていれば世間の方が認めてくれるんだよ
(性々堂々ですね、わかります 笑)
第一経費の問題が深刻だからこうするしかないんだ
(あのコートも2着なら割引あったのかな 笑)
絹子は
経費の問題でしたら、どうにでもなるじゃありませんか
(あれ、さりげに
愛人囲うのを認めてる事に・・汗
まあ、もともと見て見ぬふりだったんだろうけど)
猪士郎は
社の財政逼迫の折からオレの給料も減額せねばならん。
いやあ、あちらの家賃を浮かせるには離れに住まわせるのが
最適な方策なんだ
(エ、あのボロ家 賃貸だったのか。
ボロでもないのかもしれないけど
フスマとか障子とかひどかったね 汗
ガラス戸も割れてるとこ補修してたし
あの調子なら、敷金も戻らなさそう・・)
絹子は
そんなことなさってあなた
子供たちにどんな悪影響及ぼすか
お考えにはなりませんの
後生ですからどうか
御取り辞めください
経費の問題でしたら
わたくしがいくらでも倹約いたします
(・・本妻が、愛人への手当のために
生活費をきりつめるって・・汗
そんなことまで言わせるなんて ^^;)
猪士郎は
お前にそんなことはさせたくないんだよ
今まで通りゆったりと暮らしてほしいんだ
ただ、離れが使えなくなるのが不便だけどな
絹子は
不便とかそんな問題じゃ
ございませんでしょ、どうしてわかってくださらないんです
あなたの愛人の一家なんぞと
同じ屋根の下に住むわけにはいかないんです
立ち聞き中の由起子(林愛夏)はガクゼン。
猪士郎は
同じ屋根の下なんかであるもんかー
離れダゾ
どうしてわからんのだ
あちらはれっきとしたオレの家族なんだ
(ぶっちゃけ
猪士郎に扶養の義務あるとしたら
震五郎だけだよね・・汗)
身捨てておくわけにはいかんだろ
絹子は
じゃあ、出ていきます。わたくしが出ていきます
(うん、それがいいね!)
猪士郎は
出て行く出て行くって
いくとこなんかどこにもありゃしないじゃないか
軽井沢の別荘だってとっくの昔になくなってるし
九品仏の義理のお兄さんだって
オレの援助で生きているようなものじゃないか
(ありゃ。愛ラメの映子さんみたいなわけにはいかないのね。
あの人はよかったよね
ちゃんと親の残した家があって
執事さんが「お嬢様」と出迎えて、お世話してくれて。
でも、こんだけ有責なら
慰謝料と養育費もらって
出ていけるんじゃ・・)
絹子は
でしたら、よそにお家を借りて下さい
(あのボロ家よりグレートダウンした条件の
貸家にか。
それは太っ腹なとこがウリの猪士郎には
耐えられないんだろうなあ 汗)
そんな地獄にわたくし身をおきたくありません(><)
猪士郎は
地獄、だと?
あっははhっはっははは
おまえのその「頑なな考え方が」地獄を呼び寄せるんだよ
地獄はいくらでも極楽になる!
絹子は
それがあなたの本性ですのね
どうせあなたには極楽でしょうよ
経費の問題だなんてただの口実で
あなたは御自分の欲望から
妻妾同居を実行なさりたいだけなんですわ!
猪士郎は
欲望なんかじゃない
「人類愛」だ
それが「わからんほうがどうかしてる」んだ バン!(テーブル叩いた音)
(これってモラハラのかほり ^^;)
そのとき俊彦(本間春男) が
ただいま、と帰ってきて
立ち聞きしてた由紀子を見て
なにしてるんだ由紀子(?_?)
俊彦の部屋。
事情聞いた俊彦は
本気か!とうとう親父、ヤキがまわったんじゃないのか
由紀子は
どうしましょうおにいちゃま、どうしたらいいの
ゆさゆさ
玄関。
猪士郎、出かけるところ。
テル (松金よね子)が後から追いかけるようにして
いってらっしゃいませ、お泊りですか?( ^^)
猪士郎は
うるさいっ!
バーン(玄関の戸を閉める音)
******************
「人類愛」とか言いながら
八当たりって・・
この人間の小ささがイイですね(笑)
******************
リビング。
由紀子と俊彦が入って行くと
絹子が
あら、あなたたち帰ってたのね。
手にはワインの瓶と線抜き。
ふたりともどうかして?
俊彦は
今、由紀子から聞いたんだ
お母様ほんとうなの?
絹子は
なに、なんのこと?
と、ワインを開けようとしてます。
由紀子は
お父様と話してらしたでしょ
まさか、あんなこと!
絹子は
ワインのビンを開けるのに専念。
でもなかなか開けられなくて
半泣き状態(!)になる。
心配そうに見てる子供たち。
あああーーーーっっ
(><)開けて頂戴俊彦さん開けて
俊彦が開けて
グラスに注いであげるが
ヤメテ俊彦さん!
ワインはグラスの半分ほどしか注ぐものじゃないって
いつもいってるでしょっ
俊彦は
すみません・・
絹子はグラスを手に一口
まあ
いい喉ごしねえ。
さわやかで、それでいてしっかりひきしまって。
ジュブレシャンベルタンもピンからキリだけれど
とくにルモワスネのプルミエクリュは
味わいが深くて結構だわ
↓同じものじゃありませんが
J.M GUILLON GEVREY CHAMBERTIN PC LA PETITE−CHAPELLEV147 JM ギュイヨン ジュブレシャンベル...
と、蘊蓄を語り始めるので
由紀子は
お母様(*_*)!
絹子は続ける
特に、この70年モノはなかなか手に入らないのよー
テボサンジャック(?)なんか足元にもよれない
うーん ああ、最高ね
御値段も手ごろだし
力強いくせにすっきりして ウフフ
由紀子は
ねえ、お母様おっしゃって
あちらの家族が「お離れ」にくるなんて
そんなことないでしょ
まさか、そんなむちゃくちゃなことが
絹子は
キっ!いやな子ねー
由紀子、盗み聞きするなんて
良家の子女のすることじゃないわ
なあんてはしたないことするの、下品よ!
****************
こっちの八当たりは、まあ
いいか(・_・;)
*****************
絹子は
わたくし
そんなことまであなたたちに知られたくないの(;O;)
ああーおしまいだわ
そんなことまで子供たちが心配するなんて
この家はおしまいよー!
さめざめ
小幡家。
猪士郎が
小百合(近藤エマ)と震五郎(林遼威) に
お年玉渡してます。
ありがとうパパー!
(*^_^*)
と、震五郎。
うかない顔の小百合も圭子(三原じゅん子)に
うながされてしぶしぶ
ありがとうございます。
子供たちが上にあがってから
福江 (福井裕子) は
いいねえーおとしだま♪
わたしももらいたいよ
猪士郎は
はっはhhはっははhhは
(福江さん、結構本気で
ねだったんじゃないかな 笑)
子供部屋。
中身を見てる子供たち。
小百合のは一万円。
震五郎は五千円。
えー
ボクは五千円だよー
ずるいずるいー
パパは僕のパパなんだよ
と、小百合をゆさゆさする震五郎
(そろそろ震五郎に気前よくなんでも与えすぎてる
弊害が出てきたかな・・)
どうしてお姉ちゃんのほうが多いんだ
(うーん 小学校低学年と高学年ってことで)
小百合は
そんなことパパに聞きなさい
震五郎は
えこひいき!
わうわう
小百合は
(^_^;)あんみつおごったげるから
おこらないでね
震五郎は
ケロリと機嫌なおして
うん!食べに行こうよ♪
(あんみつ一つで五千円の差額は埋まらないよ 笑
しかし、今はともかく
震五郎の幾末がちょっと心配)
お茶の間では
猪士郎が圭子に
本宅に引っ越す話を切り出してた
圭子は
ええーっ
なにいってんのあんた
正月早々からまだ酔ってるわけでもないのに
猪士郎は
冗談で言ってるんじゃないよ圭子
それに、経費節減にもなるからな
圭子は
経費節減っ・・
イヤですよ
奥さんと一緒にくらすなんて
とんでもない
猪士郎は
イヤー離れだから
女房の顔みたくなければ見ないで生活もできるんだから
ここより広くて快適だぞー
圭子は
いくらなんだって
二号と本妻が同じ敷地内だなんて
第一奥さんが招致するわけないじゃないの
猪士郎は
女房だったら「心配するな」
なんのかんの言ったってオレにしたがうから
(心配すんなってよく言えたもんだ 笑)
圭子は
いうらなんだってそんなこと
ね、あんた
なに考えてんの
(圭子さん、マトモな感覚だー!
猪士郎なんかと付き合ってることだし
ちょっとアレな人かとおもったら。
なんかホっとしたわ ^^;)
猪士郎は
お前たちのこと考えてるんだよ
ウチの家族と同じように幸せになってほしい
それだけだ
小百合は震五郎とあんみつ食べにお出かけするところ。
おばあちゃん、行ってくるね
と、台所にいた福江に声かける
福江は
おや、そのコート♪
小百合はあのコートを着こんでいた。
(今度こそ、同じコートの由紀子とバッタリ?!)
子供たちでかけてから
圭子は
お母さん、猪さんがヘンなこと言いだしたわよ
福江の意見は
いいじゃないか、ありがたい話じゃないか
(オイ!)
圭子は
エっ(@_@;)
お母さんまでそんなこと言うの
福江は
本宅の離れに住まないか、っていことはさ
猪さんが私たちのこと本気で考えてくれる証拠じゃないか
猪士郎はここぞとばかりに
あーそうだよ
福江は
わたしゃ悪い話じゃないと思うよ
こんな手狭なところじゃなくてさ
広い所でノビノビと暮らせるんだから
猪士郎は
広さは マ ここの三倍だな
下が八畳に六畳で二階もまあ同じぐらいの広さだ
トイレも風呂もついてる
ただキッチンだけは共同で使わにゃならんが
まあ広いから大丈夫だろう
*******************
オイっ
トイレも風呂もキッチンも
二世帯で住むなら絶対兼用はナシだと思うけど
特にキッチンは・・
広けりゃいいってもんじゃないだろ(汗)
いくら広くても
設備も二組あるわけじゃなし、
それぞれ使う道具、食材など置くわけだし(大汗)
いや、本宅世帯、愛人世帯の同居なんて
それ以前の問題だけど(^_^;)
*******************
圭子は
イヤですよ、奥様と共同だなんて!
冗談じゃないわ
(つうか、テルさんと共同になるかな 汗)
福江は
奥様には「へりくだってアタマ下げてりゃいいんだよ」
猪士郎は
そうだよー
「平和的共存」だよ
お前がこっから新橋に通うより
こっからのほうが近い。
タクシー代だって半額で済むし
なにかにつけて、便利だ
母屋から離れには
すぐにわたり廊下伝いで行けるし
夜中にオマエを抱きたくなったら
すぐ忍びこめるんだよ
(ちょ、母親の前でこんな話を 汗
でも、この母子はそんなのきにしてなさそう 笑)
圭子は
あんたはそういう
スケベなことがしたいんだねっ
猪士郎は
おまえも「わからない女だなあ」
(自分の言うことを聞かない女は
全て聞きわけのないやつってわけですね 笑)
「人間愛」だよ これは
オレは二つの家族をちゃんと愛していきたいんだ
圭子は
あーヤダヤダ
そんな気骨の折れること、
私絶対イヤですからね!
伊庭家。
絹子はワインで飲んだくれてます。
そんな母を悲しそうに見てる由紀子。
俊彦はボトルをとりあげ
でも、あちらの家族だってこんな話迷惑なんじゃないかな
進んできたがるとは思えないけど
絹子は
いいえ、そんな奥ゆかしい女なんかじゃありませんよ
ここぞとばかりに乗り込んでくるわ
翌朝?小幡家。
猪士郎は朝食をすませて
じゃあ、帰るからな
いずれおまえたちも一緒に住めるようになる
ママと一緒に引っ越しておいで
小百合と震五郎は(?_?)(・・?
玄関で猪士郎に外套着せかける圭子に
よく考えておけよ
「悪いようにはしない」からな
圭子は
でもすぐには返事できない。
猪士郎が出て言ってから
小百合は
おじさん(猪士郎)なんのこと言ってるの?
福江が
おまえたちをね、
本宅の離れに呼び寄せたいんだってさ
猪さんは、男だねー(^−^)
二号と本妻をいっしょくたにして住まわせようなんて
金と力のある男でなきゃできゃしないよっ
(男・・なのか?これぞ、男!なんですかね 笑
それと金がなくなってきたから
こう言う事態になったんだけどね 汗)
伊庭家。
猪士郎帰宅。
由紀子と俊彦を呼んで
お母様に話したことを
お前たちにもキチンと伝えておきたい
俊彦は
聞きましたよみんな。
そんな非常識なこと
僕たちが賛成するとでも思ってるんですか
愛人の家族だなんて
お母様の敵じゃないか
お母様の敵は僕たちの敵だ
そんな奴らと一緒に暮らせるわけがない
猪士郎は
敵だとか味方だとか
どうしてそう言う考え方をするんだ
敵も味方もありゃせん
二つの家族が「優しくとけあい」ひとつの家族になる
それがお父様の理想なんだよ
俊彦は
理想なんかじゃない、破廉恥っていうんだよそういうの
猪士郎は
なあにが破廉恥だ
お前たちは非人間的近代文明に毒されとる
ビュアな人間の魂を失なっとるからそんなバカなことを言うんだ
いいか、原始からの人間の一番の一番自然な生活形態は大家族制度だ
一人の家長のもとに
第一夫人あり、第二夫人あり、その子供たちともども一緒にくらすのが
最も平和で自然な人間の姿なんだよ
お父様はその姿に近づこうと努力をしているわけだ
なにが悪いんだ
(逆進化してどうする 笑)
俊彦は
よせよ なにを夢みたいなこと言ってるんだ
由紀子は
そうよ、そんなの野蛮だわ
猪士郎は
由紀子はお父様を野蛮人だと思うのかね
由紀子は
だって第一夫人とか第二夫人だとか
お父様は王様じゃないでしょ!
猪士郎は
王様じゃなくても、お父さまには自分の家族を
「温かく守っていく」義務があるんだよ
*******************
でも、猪士郎って王様気分だよね(笑)
脳内では
城には王である身分の高い自分にふさわしい上品な妻と子供たち
しかし自分は
身分の低い愛人の家にも出入りして
その気取らないざっくばらんな愛人や愛人の母の家庭に馴染んで
気前よく面倒も見てやってる
しかもこんど、同じ城に住まわせてやる。
まさに現代に生きる王、将軍だ、
みたいな〜
*******************
お父さんに二つの家族があれば
両方をちゃんと守っていかねばならんのだ
俊彦は
だから離れて住んでりゃいいじゃないかっ
(なんか 同居なんてトンでもないこと
言いだされたばかりに
愛人囲うのは、囲ってるだけなら全然オッケーな状況に?!
こういう作戦かともチラと思ったけど
でも、同居はホンキなんだよね 汗)
おかあさまだってぼくたちだって
なんとかそれならガマンしていけるんだよ
(そうなの、それでガマンできるのか?)
絹子は膝の上のモコモコの
敷物?ひざかけ?をむしってます。
俊彦は
お父様、今は原始時代じゃないんだからね
原始時代は豊じゃなかった
妻も第二夫人も一緒に住むなんて
野蛮なことが平気で行われたけど
今はモラルも知恵もある
大家族制度の復活だなんて無茶なことが通用してたまるもんか!
猪士郎は
なにもお父様はあちらの家族と一緒に住むとはいっとらんだろう
母屋と離れの間には平和的空間だってあるじゃないか
(移動に車が必要、くらいだったら
まあ なんとか?! でも渡り廊下でつなげられる程度なんだよね)
お前たちみたいに敵味方を区別したがるような
おろかなやつにはちゃんと配慮してある
(ここで皆の敵は、猪士郎その人だよね・・)
原始時代は野蛮な時代などとバカにしちゃいかん
最新兵器で一度に何十万何百万と殺戮を行う現代こそ
もっとも野蛮な時代なんだ
(また話が飛んでる 笑)
お父様はなにも原始時代に戻れと言ってるわけではない
要するにこころの問題だ
(いや、こころの問題だからこそ 汗)
憎しみを克服して
ふたつの家族がたがいに思いやり融合する
平和的共存をする
そうすれば
この世界から戦争だってなくなるんだよ!
(猪士郎のやろうとしてることが
世界平和につながるとはとてもとても思えません 笑)
猪士郎のぶっとんだ話を聞かせられながら
子供たちは頭抱えてる状態。
絹子は敷物?むしりまくり。かなり弱ってるみたいです
あなた、どうかおねがいです
そのへんでおやめになってください(;O;)
そんな御議論を聞いていると
わたくしますます恐ろしくなってしまって
猪士郎は満足げに
これが人類の永遠の課題、とでも言うかな。
おまえたちは「精神レベルを一段階高いランクにあげて」
立派になしとげなければならんのだよ
わかったかね。いいかな
(それどんな宗教だよ!)
小幡家。
小百合が圭子に
お母さん、ぜーったい断ってよ
私死んだって向うの家には行きたくないからね
圭子は
ほんとにねえ。無理なこと言いだして
でも、いったん言い出したら聞かないひとだからなあ・・
小百合は
どーしても引っ越せっていうんだったらさ、
あんなおじさんなんか
別れたらいいじゃない!
圭子は表情が変わる。
別れるって?(ドスをきかせた声で 汗)
生意気なこと言うんじゃないわよ!
大人のことなんかわかりもしないくせにっ
だれのおかげでまともな暮らしができてると思ってるの!
(なんか違うぞっ!どなるよりむしろ、
そんな男に頼らないと子供を養っていけないことを
小百合に謝れ ^_^;)
子供のくせに、あんたが嘴を突っ込むようなことじゃないの
だまってなさい!
と、怖い怖い。
************************
結局、圭子にとって
男>子供。
別にそれは仕方ないのかもしれないけど、
感情はどうにもならないのかもしれないけど
後ろめたさはあって、小百合に逆ギレしてんじゃないのか
************************
伊庭家。
リビングで由紀子は絹子に
どうしてもっと強く反対なさらないの
このままじゃお父様
構わずにどんどん実行なさってしまうんじゃないの
絹子は
どんなに反対したって
お父様はお聞きいれにはならないわよ
由紀子は
そんなふうにあきらめちゃいやよ
お母様にだって反対する権利はあるでしょ
これじゃ人権蹂躙だわ
絹子は
人権蹂躙?あなたどこでそんなことを
由紀子は
だってお母様がもっと抵抗して下さらなくちゃ
お母様だってわたしたちだって
ますます不幸になるだけじゃないの
絹子は
この家を飛び出せとでもいうの
由紀子は
別に、、そんなことまで(汗)
絹子は
できないわ、できません
そんなことは
勇気があったってなくたって
不可能なの
私たちはお父様の庇護を離れたら
一日だって生きて行けやしない
(一日くらいは大丈夫だ!)
それだけはたしかなのよ(><)
そこにテルさんが
ワインとグラスを手に
奥様、おもちしましたけど
絹子は
別にそんなもの頼んではいないけど
テルは
お飲みになるかもしれないと思って
(気を利かせたのね 笑)
ほんとにね、奥様も御苦労なさいますわね
(ご機嫌とってるの?それとも
おもしろがってるのか)
絹子は
早くアッチにいきなさい
テルは
ハイハイ、あーあ
と、出て行く
(オイ、クビになりかけたというのに 笑)
その後で
地獄だわーもうー
と、泣き崩れる絹子。
小幡家。
福江が圭子に
これはね、圭子
チャンスかもしれないよ
おまえが今以上に体をはって
猪さんをトリコにしてさ
毎晩のように
離れにこさせれば
奥様はどういうことになるか。
(ちょ、福江さん
あんたどういう母親なんだよ 笑)
圭子は
そりゃあ、神経逆撫でされて夜も眠れなくなる
(すでにそうなってます)
福江は
これはね、圭子
おんなどうし、どっちが勝か負けるかだね
先方様 お育ちがいいからそのうち神経がイカれちまって
病気で入院、ってことにでもなれば
この勝負は決まったようなもんだよ
圭子は
そうか。
女の戦いか。
福江は
だからさ、モノは考えようだよ
離れを借りてゆくゆくは母屋を乗っ取る。
これも夢じゃないかもしれないよ
圭子は
母屋を、のっとる。
福江は
こうなったら腹決めるしかないよ
圭子は
やるかー!
うじうじしててもはじまんないもんねー
そのセンでいくか
***************
ちょーっとちょっとちょっと
猪士郎さん、ここん家のどこが
世間の荒波の中で肩を寄せ合って暮らしてる
手を差し伸べなければたちまち路頭に迷ってしまうような
家族
なんだよ! (笑)
***************
伊庭家。俊彦の部屋。
俊彦は由紀子に
お母様はなんの力もないからなあ
このまま泣き寝入りかもしれないな
由紀子は
どうしましょう おにいちゃま
わたしたちもお父様になんの抵抗もできないの
俊彦は
愛人の家族なんかきやがったら
ぼくは家でしてやるっ
由紀子は
じゃあ、私も一緒に・・
俊彦は
オマエはダメだ
僕だって友達のところにいくしかないもの
由紀子は
だってあのハーフの女の子も一緒にくるにきまってるのよ
そんなこと私とても耐えられない
あんなヤな子が「お離れ」にきたらとおもうと
本当にゾっとするわ
小幡家 子ども部屋。
小百合が震五郎に
震ちゃんだって行きたくないでsh
あんたは向うの人たちと
血のつながりあるけど
いきたくないよねえ?
震五郎は
お姉ちゃんが行かないんだったら
ぼくだっていかない
小百合は
あっちにはあのお嬢様ぶった
生意気な子がいるのよ
いけばどんな意地悪をされるかわかったもんじゃないわ
震五郎は
お嬢様って意地悪なの
小百合は
決まってるわよ
根性悪そうな子だもの
震ちゃんのお姉ちゃんになるけど
冗談じゃない
あんただっていじめられるわよ
と、脅して(笑)ます
両方の子供たちがこんな感じなのですが
次の場面は
引越のトラックを従えた乗用車。
ナレ
「2月のはじめ、ついにあの一家がやってきた」
トラックは伊庭家について、作業の人が
荷物を降ろし始め、
猪士郎の会社の社員?が
圭子たちを案内してます
その様子をコソリとのぞいてるテルさん
バタバタバタと母屋に駆け込み
おくさまー
きましたよー来ましたよー
おくさまー
(あんた、楽しんでるでしょ 笑)
なんのつもりですかね、
ただの旅行だって言うのに
皆 旅行でもいくみたいにおめかしして
(福江と慶子はよそいきっぽかったけど
小百合と震五郎は普段着のようでしたよ?
ここで、小百合が白いコート着てて
由紀子とバッタリかと思ったら
それも外れた 笑)
ナレ
「地獄の1ページはとうとう開かれた
これからは両家がたがいにさぐりあうような
あさましい日々が始まるのだった」
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よくも恥ずかしくもなくそんなことを(・。・;
あなた、世間体っていうものがございますでしょう
猪士郎(風間トオル)
世間体なんか気にしてるからごまかしがはじまるんだ
うそも隠しもなく
正々堂々と生きていれば世間の方が認めてくれるんだよ
(性々堂々ですね、わかります 笑)
第一経費の問題が深刻だからこうするしかないんだ
(あのコートも2着なら割引あったのかな 笑)
絹子は
経費の問題でしたら、どうにでもなるじゃありませんか
(あれ、さりげに
愛人囲うのを認めてる事に・・汗
まあ、もともと見て見ぬふりだったんだろうけど)
猪士郎は
社の財政逼迫の折からオレの給料も減額せねばならん。
いやあ、あちらの家賃を浮かせるには離れに住まわせるのが
最適な方策なんだ
(エ、あのボロ家 賃貸だったのか。
ボロでもないのかもしれないけど
フスマとか障子とかひどかったね 汗
ガラス戸も割れてるとこ補修してたし
あの調子なら、敷金も戻らなさそう・・)
絹子は
そんなことなさってあなた
子供たちにどんな悪影響及ぼすか
お考えにはなりませんの
後生ですからどうか
御取り辞めください
経費の問題でしたら
わたくしがいくらでも倹約いたします
(・・本妻が、愛人への手当のために
生活費をきりつめるって・・汗
そんなことまで言わせるなんて ^^;)
猪士郎は
お前にそんなことはさせたくないんだよ
今まで通りゆったりと暮らしてほしいんだ
ただ、離れが使えなくなるのが不便だけどな
絹子は
不便とかそんな問題じゃ
ございませんでしょ、どうしてわかってくださらないんです
あなたの愛人の一家なんぞと
同じ屋根の下に住むわけにはいかないんです
立ち聞き中の由起子(林愛夏)はガクゼン。
猪士郎は
同じ屋根の下なんかであるもんかー
離れダゾ
どうしてわからんのだ
あちらはれっきとしたオレの家族なんだ
(ぶっちゃけ
猪士郎に扶養の義務あるとしたら
震五郎だけだよね・・汗)
身捨てておくわけにはいかんだろ
絹子は
じゃあ、出ていきます。わたくしが出ていきます
(うん、それがいいね!)
猪士郎は
出て行く出て行くって
いくとこなんかどこにもありゃしないじゃないか
軽井沢の別荘だってとっくの昔になくなってるし
九品仏の義理のお兄さんだって
オレの援助で生きているようなものじゃないか
(ありゃ。愛ラメの映子さんみたいなわけにはいかないのね。
あの人はよかったよね
ちゃんと親の残した家があって
執事さんが「お嬢様」と出迎えて、お世話してくれて。
でも、こんだけ有責なら
慰謝料と養育費もらって
出ていけるんじゃ・・)
絹子は
でしたら、よそにお家を借りて下さい
(あのボロ家よりグレートダウンした条件の
貸家にか。
それは太っ腹なとこがウリの猪士郎には
耐えられないんだろうなあ 汗)
そんな地獄にわたくし身をおきたくありません(><)
猪士郎は
地獄、だと?
あっははhっはっははは
おまえのその「頑なな考え方が」地獄を呼び寄せるんだよ
地獄はいくらでも極楽になる!
絹子は
それがあなたの本性ですのね
どうせあなたには極楽でしょうよ
経費の問題だなんてただの口実で
あなたは御自分の欲望から
妻妾同居を実行なさりたいだけなんですわ!
猪士郎は
欲望なんかじゃない
「人類愛」だ
それが「わからんほうがどうかしてる」んだ バン!(テーブル叩いた音)
(これってモラハラのかほり ^^;)
そのとき俊彦(本間春男) が
ただいま、と帰ってきて
立ち聞きしてた由紀子を見て
なにしてるんだ由紀子(?_?)
俊彦の部屋。
事情聞いた俊彦は
本気か!とうとう親父、ヤキがまわったんじゃないのか
由紀子は
どうしましょうおにいちゃま、どうしたらいいの
ゆさゆさ
玄関。
猪士郎、出かけるところ。
テル (松金よね子)が後から追いかけるようにして
いってらっしゃいませ、お泊りですか?( ^^)
猪士郎は
うるさいっ!
バーン(玄関の戸を閉める音)
******************
「人類愛」とか言いながら
八当たりって・・
この人間の小ささがイイですね(笑)
******************
リビング。
由紀子と俊彦が入って行くと
絹子が
あら、あなたたち帰ってたのね。
手にはワインの瓶と線抜き。
ふたりともどうかして?
俊彦は
今、由紀子から聞いたんだ
お母様ほんとうなの?
絹子は
なに、なんのこと?
と、ワインを開けようとしてます。
由紀子は
お父様と話してらしたでしょ
まさか、あんなこと!
絹子は
ワインのビンを開けるのに専念。
でもなかなか開けられなくて
半泣き状態(!)になる。
心配そうに見てる子供たち。
あああーーーーっっ
(><)開けて頂戴俊彦さん開けて
俊彦が開けて
グラスに注いであげるが
ヤメテ俊彦さん!
ワインはグラスの半分ほどしか注ぐものじゃないって
いつもいってるでしょっ
俊彦は
すみません・・
絹子はグラスを手に一口
まあ
いい喉ごしねえ。
さわやかで、それでいてしっかりひきしまって。
ジュブレシャンベルタンもピンからキリだけれど
とくにルモワスネのプルミエクリュは
味わいが深くて結構だわ
↓同じものじゃありませんが
と、蘊蓄を語り始めるので
由紀子は
お母様(*_*)!
絹子は続ける
特に、この70年モノはなかなか手に入らないのよー
テボサンジャック(?)なんか足元にもよれない
うーん ああ、最高ね
御値段も手ごろだし
力強いくせにすっきりして ウフフ
由紀子は
ねえ、お母様おっしゃって
あちらの家族が「お離れ」にくるなんて
そんなことないでしょ
まさか、そんなむちゃくちゃなことが
絹子は
キっ!いやな子ねー
由紀子、盗み聞きするなんて
良家の子女のすることじゃないわ
なあんてはしたないことするの、下品よ!
****************
こっちの八当たりは、まあ
いいか(・_・;)
*****************
絹子は
わたくし
そんなことまであなたたちに知られたくないの(;O;)
ああーおしまいだわ
そんなことまで子供たちが心配するなんて
この家はおしまいよー!
さめざめ
小幡家。
猪士郎が
小百合(近藤エマ)と震五郎(林遼威) に
お年玉渡してます。
ありがとうパパー!
(*^_^*)
と、震五郎。
うかない顔の小百合も圭子(三原じゅん子)に
うながされてしぶしぶ
ありがとうございます。
子供たちが上にあがってから
福江 (福井裕子) は
いいねえーおとしだま♪
わたしももらいたいよ
猪士郎は
はっはhhはっははhhは
(福江さん、結構本気で
ねだったんじゃないかな 笑)
子供部屋。
中身を見てる子供たち。
小百合のは一万円。
震五郎は五千円。
えー
ボクは五千円だよー
ずるいずるいー
パパは僕のパパなんだよ
と、小百合をゆさゆさする震五郎
(そろそろ震五郎に気前よくなんでも与えすぎてる
弊害が出てきたかな・・)
どうしてお姉ちゃんのほうが多いんだ
(うーん 小学校低学年と高学年ってことで)
小百合は
そんなことパパに聞きなさい
震五郎は
えこひいき!
わうわう
小百合は
(^_^;)あんみつおごったげるから
おこらないでね
震五郎は
ケロリと機嫌なおして
うん!食べに行こうよ♪
(あんみつ一つで五千円の差額は埋まらないよ 笑
しかし、今はともかく
震五郎の幾末がちょっと心配)
お茶の間では
猪士郎が圭子に
本宅に引っ越す話を切り出してた
圭子は
ええーっ
なにいってんのあんた
正月早々からまだ酔ってるわけでもないのに
猪士郎は
冗談で言ってるんじゃないよ圭子
それに、経費節減にもなるからな
圭子は
経費節減っ・・
イヤですよ
奥さんと一緒にくらすなんて
とんでもない
猪士郎は
イヤー離れだから
女房の顔みたくなければ見ないで生活もできるんだから
ここより広くて快適だぞー
圭子は
いくらなんだって
二号と本妻が同じ敷地内だなんて
第一奥さんが招致するわけないじゃないの
猪士郎は
女房だったら「心配するな」
なんのかんの言ったってオレにしたがうから
(心配すんなってよく言えたもんだ 笑)
圭子は
いうらなんだってそんなこと
ね、あんた
なに考えてんの
(圭子さん、マトモな感覚だー!
猪士郎なんかと付き合ってることだし
ちょっとアレな人かとおもったら。
なんかホっとしたわ ^^;)
猪士郎は
お前たちのこと考えてるんだよ
ウチの家族と同じように幸せになってほしい
それだけだ
小百合は震五郎とあんみつ食べにお出かけするところ。
おばあちゃん、行ってくるね
と、台所にいた福江に声かける
福江は
おや、そのコート♪
小百合はあのコートを着こんでいた。
(今度こそ、同じコートの由紀子とバッタリ?!)
子供たちでかけてから
圭子は
お母さん、猪さんがヘンなこと言いだしたわよ
福江の意見は
いいじゃないか、ありがたい話じゃないか
(オイ!)
圭子は
エっ(@_@;)
お母さんまでそんなこと言うの
福江は
本宅の離れに住まないか、っていことはさ
猪さんが私たちのこと本気で考えてくれる証拠じゃないか
猪士郎はここぞとばかりに
あーそうだよ
福江は
わたしゃ悪い話じゃないと思うよ
こんな手狭なところじゃなくてさ
広い所でノビノビと暮らせるんだから
猪士郎は
広さは マ ここの三倍だな
下が八畳に六畳で二階もまあ同じぐらいの広さだ
トイレも風呂もついてる
ただキッチンだけは共同で使わにゃならんが
まあ広いから大丈夫だろう
*******************
オイっ
トイレも風呂もキッチンも
二世帯で住むなら絶対兼用はナシだと思うけど
特にキッチンは・・
広けりゃいいってもんじゃないだろ(汗)
いくら広くても
設備も二組あるわけじゃなし、
それぞれ使う道具、食材など置くわけだし(大汗)
いや、本宅世帯、愛人世帯の同居なんて
それ以前の問題だけど(^_^;)
*******************
圭子は
イヤですよ、奥様と共同だなんて!
冗談じゃないわ
(つうか、テルさんと共同になるかな 汗)
福江は
奥様には「へりくだってアタマ下げてりゃいいんだよ」
猪士郎は
そうだよー
「平和的共存」だよ
お前がこっから新橋に通うより
こっからのほうが近い。
タクシー代だって半額で済むし
なにかにつけて、便利だ
母屋から離れには
すぐにわたり廊下伝いで行けるし
夜中にオマエを抱きたくなったら
すぐ忍びこめるんだよ
(ちょ、母親の前でこんな話を 汗
でも、この母子はそんなのきにしてなさそう 笑)
圭子は
あんたはそういう
スケベなことがしたいんだねっ
猪士郎は
おまえも「わからない女だなあ」
(自分の言うことを聞かない女は
全て聞きわけのないやつってわけですね 笑)
「人間愛」だよ これは
オレは二つの家族をちゃんと愛していきたいんだ
圭子は
あーヤダヤダ
そんな気骨の折れること、
私絶対イヤですからね!
伊庭家。
絹子はワインで飲んだくれてます。
そんな母を悲しそうに見てる由紀子。
俊彦はボトルをとりあげ
でも、あちらの家族だってこんな話迷惑なんじゃないかな
進んできたがるとは思えないけど
絹子は
いいえ、そんな奥ゆかしい女なんかじゃありませんよ
ここぞとばかりに乗り込んでくるわ
翌朝?小幡家。
猪士郎は朝食をすませて
じゃあ、帰るからな
いずれおまえたちも一緒に住めるようになる
ママと一緒に引っ越しておいで
小百合と震五郎は(?_?)(・・?
玄関で猪士郎に外套着せかける圭子に
よく考えておけよ
「悪いようにはしない」からな
圭子は
でもすぐには返事できない。
猪士郎が出て言ってから
小百合は
おじさん(猪士郎)なんのこと言ってるの?
福江が
おまえたちをね、
本宅の離れに呼び寄せたいんだってさ
猪さんは、男だねー(^−^)
二号と本妻をいっしょくたにして住まわせようなんて
金と力のある男でなきゃできゃしないよっ
(男・・なのか?これぞ、男!なんですかね 笑
それと金がなくなってきたから
こう言う事態になったんだけどね 汗)
伊庭家。
猪士郎帰宅。
由紀子と俊彦を呼んで
お母様に話したことを
お前たちにもキチンと伝えておきたい
俊彦は
聞きましたよみんな。
そんな非常識なこと
僕たちが賛成するとでも思ってるんですか
愛人の家族だなんて
お母様の敵じゃないか
お母様の敵は僕たちの敵だ
そんな奴らと一緒に暮らせるわけがない
猪士郎は
敵だとか味方だとか
どうしてそう言う考え方をするんだ
敵も味方もありゃせん
二つの家族が「優しくとけあい」ひとつの家族になる
それがお父様の理想なんだよ
俊彦は
理想なんかじゃない、破廉恥っていうんだよそういうの
猪士郎は
なあにが破廉恥だ
お前たちは非人間的近代文明に毒されとる
ビュアな人間の魂を失なっとるからそんなバカなことを言うんだ
いいか、原始からの人間の一番の一番自然な生活形態は大家族制度だ
一人の家長のもとに
第一夫人あり、第二夫人あり、その子供たちともども一緒にくらすのが
最も平和で自然な人間の姿なんだよ
お父様はその姿に近づこうと努力をしているわけだ
なにが悪いんだ
(逆進化してどうする 笑)
俊彦は
よせよ なにを夢みたいなこと言ってるんだ
由紀子は
そうよ、そんなの野蛮だわ
猪士郎は
由紀子はお父様を野蛮人だと思うのかね
由紀子は
だって第一夫人とか第二夫人だとか
お父様は王様じゃないでしょ!
猪士郎は
王様じゃなくても、お父さまには自分の家族を
「温かく守っていく」義務があるんだよ
*******************
でも、猪士郎って王様気分だよね(笑)
脳内では
城には王である身分の高い自分にふさわしい上品な妻と子供たち
しかし自分は
身分の低い愛人の家にも出入りして
その気取らないざっくばらんな愛人や愛人の母の家庭に馴染んで
気前よく面倒も見てやってる
しかもこんど、同じ城に住まわせてやる。
まさに現代に生きる王、将軍だ、
みたいな〜
*******************
お父さんに二つの家族があれば
両方をちゃんと守っていかねばならんのだ
俊彦は
だから離れて住んでりゃいいじゃないかっ
(なんか 同居なんてトンでもないこと
言いだされたばかりに
愛人囲うのは、囲ってるだけなら全然オッケーな状況に?!
こういう作戦かともチラと思ったけど
でも、同居はホンキなんだよね 汗)
おかあさまだってぼくたちだって
なんとかそれならガマンしていけるんだよ
(そうなの、それでガマンできるのか?)
絹子は膝の上のモコモコの
敷物?ひざかけ?をむしってます。
俊彦は
お父様、今は原始時代じゃないんだからね
原始時代は豊じゃなかった
妻も第二夫人も一緒に住むなんて
野蛮なことが平気で行われたけど
今はモラルも知恵もある
大家族制度の復活だなんて無茶なことが通用してたまるもんか!
猪士郎は
なにもお父様はあちらの家族と一緒に住むとはいっとらんだろう
母屋と離れの間には平和的空間だってあるじゃないか
(移動に車が必要、くらいだったら
まあ なんとか?! でも渡り廊下でつなげられる程度なんだよね)
お前たちみたいに敵味方を区別したがるような
おろかなやつにはちゃんと配慮してある
(ここで皆の敵は、猪士郎その人だよね・・)
原始時代は野蛮な時代などとバカにしちゃいかん
最新兵器で一度に何十万何百万と殺戮を行う現代こそ
もっとも野蛮な時代なんだ
(また話が飛んでる 笑)
お父様はなにも原始時代に戻れと言ってるわけではない
要するにこころの問題だ
(いや、こころの問題だからこそ 汗)
憎しみを克服して
ふたつの家族がたがいに思いやり融合する
平和的共存をする
そうすれば
この世界から戦争だってなくなるんだよ!
(猪士郎のやろうとしてることが
世界平和につながるとはとてもとても思えません 笑)
猪士郎のぶっとんだ話を聞かせられながら
子供たちは頭抱えてる状態。
絹子は敷物?むしりまくり。かなり弱ってるみたいです
あなた、どうかおねがいです
そのへんでおやめになってください(;O;)
そんな御議論を聞いていると
わたくしますます恐ろしくなってしまって
猪士郎は満足げに
これが人類の永遠の課題、とでも言うかな。
おまえたちは「精神レベルを一段階高いランクにあげて」
立派になしとげなければならんのだよ
わかったかね。いいかな
(それどんな宗教だよ!)
小幡家。
小百合が圭子に
お母さん、ぜーったい断ってよ
私死んだって向うの家には行きたくないからね
圭子は
ほんとにねえ。無理なこと言いだして
でも、いったん言い出したら聞かないひとだからなあ・・
小百合は
どーしても引っ越せっていうんだったらさ、
あんなおじさんなんか
別れたらいいじゃない!
圭子は表情が変わる。
別れるって?(ドスをきかせた声で 汗)
生意気なこと言うんじゃないわよ!
大人のことなんかわかりもしないくせにっ
だれのおかげでまともな暮らしができてると思ってるの!
(なんか違うぞっ!どなるよりむしろ、
そんな男に頼らないと子供を養っていけないことを
小百合に謝れ ^_^;)
子供のくせに、あんたが嘴を突っ込むようなことじゃないの
だまってなさい!
と、怖い怖い。
************************
結局、圭子にとって
男>子供。
別にそれは仕方ないのかもしれないけど、
感情はどうにもならないのかもしれないけど
後ろめたさはあって、小百合に逆ギレしてんじゃないのか
************************
伊庭家。
リビングで由紀子は絹子に
どうしてもっと強く反対なさらないの
このままじゃお父様
構わずにどんどん実行なさってしまうんじゃないの
絹子は
どんなに反対したって
お父様はお聞きいれにはならないわよ
由紀子は
そんなふうにあきらめちゃいやよ
お母様にだって反対する権利はあるでしょ
これじゃ人権蹂躙だわ
絹子は
人権蹂躙?あなたどこでそんなことを
由紀子は
だってお母様がもっと抵抗して下さらなくちゃ
お母様だってわたしたちだって
ますます不幸になるだけじゃないの
絹子は
この家を飛び出せとでもいうの
由紀子は
別に、、そんなことまで(汗)
絹子は
できないわ、できません
そんなことは
勇気があったってなくたって
不可能なの
私たちはお父様の庇護を離れたら
一日だって生きて行けやしない
(一日くらいは大丈夫だ!)
それだけはたしかなのよ(><)
そこにテルさんが
ワインとグラスを手に
奥様、おもちしましたけど
絹子は
別にそんなもの頼んではいないけど
テルは
お飲みになるかもしれないと思って
(気を利かせたのね 笑)
ほんとにね、奥様も御苦労なさいますわね
(ご機嫌とってるの?それとも
おもしろがってるのか)
絹子は
早くアッチにいきなさい
テルは
ハイハイ、あーあ
と、出て行く
(オイ、クビになりかけたというのに 笑)
その後で
地獄だわーもうー
と、泣き崩れる絹子。
小幡家。
福江が圭子に
これはね、圭子
チャンスかもしれないよ
おまえが今以上に体をはって
猪さんをトリコにしてさ
毎晩のように
離れにこさせれば
奥様はどういうことになるか。
(ちょ、福江さん
あんたどういう母親なんだよ 笑)
圭子は
そりゃあ、神経逆撫でされて夜も眠れなくなる
(すでにそうなってます)
福江は
これはね、圭子
おんなどうし、どっちが勝か負けるかだね
先方様 お育ちがいいからそのうち神経がイカれちまって
病気で入院、ってことにでもなれば
この勝負は決まったようなもんだよ
圭子は
そうか。
女の戦いか。
福江は
だからさ、モノは考えようだよ
離れを借りてゆくゆくは母屋を乗っ取る。
これも夢じゃないかもしれないよ
圭子は
母屋を、のっとる。
福江は
こうなったら腹決めるしかないよ
圭子は
やるかー!
うじうじしててもはじまんないもんねー
そのセンでいくか
***************
ちょーっとちょっとちょっと
猪士郎さん、ここん家のどこが
世間の荒波の中で肩を寄せ合って暮らしてる
手を差し伸べなければたちまち路頭に迷ってしまうような
家族
なんだよ! (笑)
***************
伊庭家。俊彦の部屋。
俊彦は由紀子に
お母様はなんの力もないからなあ
このまま泣き寝入りかもしれないな
由紀子は
どうしましょう おにいちゃま
わたしたちもお父様になんの抵抗もできないの
俊彦は
愛人の家族なんかきやがったら
ぼくは家でしてやるっ
由紀子は
じゃあ、私も一緒に・・
俊彦は
オマエはダメだ
僕だって友達のところにいくしかないもの
由紀子は
だってあのハーフの女の子も一緒にくるにきまってるのよ
そんなこと私とても耐えられない
あんなヤな子が「お離れ」にきたらとおもうと
本当にゾっとするわ
小幡家 子ども部屋。
小百合が震五郎に
震ちゃんだって行きたくないでsh
あんたは向うの人たちと
血のつながりあるけど
いきたくないよねえ?
震五郎は
お姉ちゃんが行かないんだったら
ぼくだっていかない
小百合は
あっちにはあのお嬢様ぶった
生意気な子がいるのよ
いけばどんな意地悪をされるかわかったもんじゃないわ
震五郎は
お嬢様って意地悪なの
小百合は
決まってるわよ
根性悪そうな子だもの
震ちゃんのお姉ちゃんになるけど
冗談じゃない
あんただっていじめられるわよ
と、脅して(笑)ます
両方の子供たちがこんな感じなのですが
次の場面は
引越のトラックを従えた乗用車。
ナレ
「2月のはじめ、ついにあの一家がやってきた」
トラックは伊庭家について、作業の人が
荷物を降ろし始め、
猪士郎の会社の社員?が
圭子たちを案内してます
その様子をコソリとのぞいてるテルさん
バタバタバタと母屋に駆け込み
おくさまー
きましたよー来ましたよー
おくさまー
(あんた、楽しんでるでしょ 笑)
なんのつもりですかね、
ただの旅行だって言うのに
皆 旅行でもいくみたいにおめかしして
(福江と慶子はよそいきっぽかったけど
小百合と震五郎は普段着のようでしたよ?
ここで、小百合が白いコート着てて
由紀子とバッタリかと思ったら
それも外れた 笑)
ナレ
「地獄の1ページはとうとう開かれた
これからは両家がたがいにさぐりあうような
あさましい日々が始まるのだった」
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